大江健三郎は『自分の木下で』という本の中にノースロップ・フライというカナダの学者の言葉を引用して書いてあった。『大いなる体系』という本から
「先生とは生徒の心のなかに問題をあらためて作り出すようつとめる人である。」
所謂的老師,是可以把學生心中的某種問題,重新再創造出來弄清楚,以此為工作的人。
柳 田國男という学者が先生から教えられたことをそのまま真似るような勉強の仕方をマナブ、それを自分で活用することもできるようにするのがオボエル(自転車 の乗り方をオボエルというでしょう。)そして教えられなくても自分で判断できることをサトルと分けました。マナブからオボエルに進まなくてはならないし、 できればサトルようになりたい、といっています。